土木災害探偵。

拙著の紹介と土木をテーマとするブログです。天災人災マッドフラッドそして政災。事実を保証するものではなくエンタメ路線とかも入っています。

液状化を誘引するのは粒度分布の多い砂質土の地盤だ。ヨーロッパは大嵐でニューヨークは洪水のエルニーニョとは。

クイックサンド現象でも地震の液状化でもその原因は粒径2mmくらいの砂の混じった砂質土だ。そもそも砂利層をもってしても粘土質層でもそれは殆ど生じないものだ。言うまでもない。砂利層だったら透水性を良くして水をすぐ排出してしまう。そしてだ。粘土層だったら水は過剰間隙水圧そして振動をもってしても水は動かないのだ。よってだ。その中間の砂をもってして水によって動かされてしまうような状態だ。けれども砂だけじゃ動かない。砂だけだと透水性を良くして水だけ表面に出てしまう。言ってしまうなら砂をスルーするところとなる。
砂と細粒土をもっての混合土で間隙を塞いでしまいそれをもって砂は水と同時に勢いよく噴き出すところとなる。
よって液状化の多い場所は言うまでもなく砂質土の地盤と言うようなこととなる。皮肉なところで液状化を防ぐモノも言ってしまうなら砂だ。予防法をもってサンドコンパクションパイル工法と言う砂杭を表面のサンドマットにつないで水を排出して液状化を防ぐ方法もある。砂の間隙の間を細粒土をもって塞いでしまうから液状化を生じさせる。そしてだ。
それと殆ど変わりない真砂土も言ってしまうなら液状化の要因となる。真砂土とは言ってしまうなら花崗岩を細かく砕いたモノで粒状的をもってすると砂質土と殆ど変わらんものだ。粒度分布は砂そのものだ。ポートアイランドは液状化で想像以上の被害を受けているのは真砂土を材料に使用されているからと言える。場所をもって言うなら人工島のようなところで液状化のその対処のされていないようなところだ。古い言うなれば工場地も危険だ。古いような高架橋付近も液状化の対処をされていないから橋桁ごと横転する結果となる。そもそも液状化云々などと叫ばれていたのはまだ最近だ。逆に関西空港は液状化のその対処の一般化している後の工事だったから被害は殆ど見受けない状態のようだ。古い団地は殆ど危ない。河川付近ももちろん安全でない。砂質地盤でシルトも混ざって固い場所は何処でも危険だと思っていい。道路ももし古い時代に建設されたものはアスファルトの表面は破壊して更に側方偏移を生じさせ走行中のその車両は飛び出てしまう。よって古い砂質土地盤の場所は危険と言って置こう。対処方法はサンドコンパクションパイル工法で排水をよくして擁壁場所はアンカーをもって支える。他いろいろあるけど一般の人らには殆ど対処不可能なものだ。何度でもブログをもって言ったように普段の逃げ場所を決めていざと言うとき避難可能にする。地震はもし生じたら高架橋をもっての下にはいない。様子を見て車に乗る。


エルニーニョはもはや猛威を振るっている。暖かいのは歓迎だけど地域によっては想像以上の災害となっているようだ。オーストラリアでは台風の時期は早まりヨーロッパ及びアメリカ東部では竜巻を伴う大嵐となっている。南半球をもっては雲は広く帯びて温室のようになっている。そもそもだ。どうしてこの時期にエルニーニョか。更にだ。どうして台風は少なく西日本をもって干ばつとなったかを考えて見よう。エルニーニョとは南の海上をもって貿易風は弱まってフィリピンから押し寄せる暖流は南太平洋を覆うことを言う。そしてだ。暖かい空気はインドそして地中海周辺へまで行って寒い場所からの冷ややかな空気とドッキングして上昇気流は強くなって大嵐となっている。大嵐の規模は温度差に比例する。そのような状態だからだ。海辺周辺は高波そして街中は言うまでもなく洪水となって家々を風雨は襲って破壊される状態となっている。動画を見ると黒いその竜巻は殆ど稲妻を伴い接近して街並みを襲う。我々日本に住んでいる者からすると殆ど分からないけどだ。ヨーロッパはもう現状態は災害の巣窟となっていて何日か置きに大嵐は襲ってか。もう場所によっては壊滅状態となっている。西日本はどうして水不足にさいなまれているか。いつもは到来する台風はこないで川は干上がりを見せているからと言える。そもそもだ。台風のその動きはあまりにもおかしい状態だった。二回くらいか同一の場所をくるくる回って中国へ行ってしまうと直撃する状態を多くするところだ。台風の行くところは中国か太平洋の東海上に行くかどっちかだったから日本にくることはない。まるで誰かはジョイスティックをもってコントロールしているようにしか感じられない。どうなっているんだろう。


まあ冗談はさておき。エルニーニョとなると海水上の暖気によってだ。台風のその出現する場所は一面霧状の薄い雲に覆われて海水温は上昇しないから熱帯低気圧は台風へ行くにはエネルギー不足だった。よって台風は少なく更に出ても周囲の気圧配置は不安定で迷走していたものと言える。


最近のその紅葉は葉っぱはまだ落ちていない場所も多くなっていてか。1月までもつれて行く可能性を見受ける。そうなったら紅葉をみいみい言ってしまうなら正月を迎えてしまうところとなるようだ。それはそれでいい。それをもってしても生き物見たいな台風だったようだ。