土木災害探偵。

拙著の紹介と土木をテーマとするブログです。天災人災マッドフラッドそして政災。事実を保証するものではなくエンタメ路線とかも入っています。

豪雨によっての木々のその連鎖倒壊とは。災害によって我々の住んでいる地は造られた皮肉!?

暖かく更に雨の多い季節に入っていくようだ。裏に山を控えている邸宅を持っている人は恐らく多いと思う。それをもって斜面に聳え立っている木々を見てみよう。どうだろう。根っこは露出して倒壊しそうな状態となっていないだろうか。どのような意味か。過去に恐らく豪雨によって下は粘土層をもって表面にその雨水は流出していてか。斜面を洗堀をして地山は低下して根は浮彫となってしまったのだ。そしてだ。その状態は土石流及び斜面崩落をまねく結果となる。斜面は比較的急をもって木々は一面に連立して雨んなると表面を川のように水は流出する場所は危ない。下はすぐ粘土層を伴ていて染みていかないのを原因とする。関東に多くしてローム層は水を弾いて表面のそのシルト層を洗堀する。根はまたたく間に露出すると足元は不安定をもって連鎖倒壊させる。木々は周辺に茂っていること。斜面は恐らく急であること。粘土層である状態のこと。表面を恐らく川のように水は伝っていくことなど。以上のどれは一つ欠けてもそのような災害は生じないようだ。後ろにはすぐに山を控えさせていて条件は揃っている人は恐らく危険と言えて対処しなくてはならないようだ。対処する方法は水の表面降下を押さえるよう側溝をいくつか横方向に敷設する。そうすると表面の水は側溝に流出るから洗堀を押さえられるところとなる。もちろん個人では恐らく無理で地域で動かなければ押さえられないものとなる。地域のその話し合いだ。


よく扇状地と言う言葉を聞くだろう。慣れている人は地図を見るだけでその場所は分かるようだ。山間から扇状をもって道路とか河川は流れ出る場所だ。けれどもだ。まさか土石流!?は扇状地を形成したものだとは思わんだろう。言ってしまうならだ。それも言うまでもなく事実だ。よって台風なんかあるとそのような災害に苛まれるところとなる。だってだ。まだ現在進行形なんだからだ。たまたま堤防を築いているからすぐには見舞われないだけだ。と言っても現在進行形の場所なのだと言うことを常時思わんといざと言うとき避難行動不可能だ。更に平野は氾濫によって造られたのを多くの人は知らないのだ。氾濫平野そして自然堤防と後背湿地!?など聞いたことはあるものと思う。自然堤防とは氾濫したとき周囲は地山は沈下して川の周囲だけ盛上がりを見せたものだ。後背湿地は地下水は恐らく溜まりジメジメした場所だ。すぐに表面は飽和状態となって洪水は生じるところをもってだ。平野はすぐに氾濫するのはいうまでもなく進行形だからだ。面白い現象を見受けて天井河川と言うものもある。川は平地より高い場所を流れるもので氾濫を生じさせるごとに堤防を高くするからだ。川床も土砂は恐らく溜まり高くなって平地より高い場所を流れると言う寸法だ。扇状地=土石流。平野=氾濫!?とおぼえて置こう。そうすると災害のその兆候をいち早く見つけられる。そろそろその季節は到来するところとなって備えをする。