土木災害探偵。

拙著の紹介と土木をテーマとするブログです。天災人災マッドフラッドそして政災。事実を保証するものではなくエンタメ路線とかも入っています。

土石流のその未然の防止法は山腹工事をする!?盛り土の危険なところは地山とは土質の差を見受けるところだ。

まだ記憶に新しい伊豆の土石流災害の原因は頂上の盛り土崩壊だけではない。渓流周辺のその山腹の崩壊部分をも巻いて拡大したものと言える。どのような意味かと言うと頂上付近の盛り土はその状態で下降しても麓の町の大部分を崩壊させるには満たないものだ。そしてだ。渓流の両側の部分の荒れている部分も恐らく原因の大部分を覆うだろう。そしてだ。その土石流は斜面を周辺のその土砂をプールして怪物!?となって行く。栄養源は言うまでもなく崩落した川沿いと言える。皮肉と言えるのはだ。観光地は言うなれば景観を害すると言うところをもって山腹工事はあまりにもやられていない。護岸処置をすると自然景観に良くないなどと言う誤った概念はまだ幅をきかしている。実を言うと護岸及び擁壁は景観的をもって美しいものの一つとなるのだ。模様さえもっときかせれば自然に言うなれば装飾をした芸術品となる。どのような意味かと言うと整備をいろいろな場所に講じるところにより県の印象も良くなるどころか観光名所の独特の模様をタイル上に描くところにより美観によって自然を引き立たせるのだ。もしそのような工事をしない場合は土石流はゴロゴロする岩などを吸収して更にはもっと破壊力を増して皆さんの住んでいる場所を襲うところだ。そして砂防ダムは言うなれば上流に少数だけあればいい。下流にそれを建造するのは愚と言えて怪物!?はそう言うようなモノを一瞬にして崩壊させる。何度も言うけど土石流のその栄養素は山腹の崩壊部分で降下する段階で崩落する部分の土砂を吸収して怪物!?となっていく。上流で言うなれば子供の段階でブロックすれば事なきとなるのだ。山腹工事の代表的モノは種苗法そして言うなれば石積ブロック法と言える。もっと数多くあってバリエーション豊富だ。山腹も生きているし修復をされるのを恐らく望んでいる。


盛り土のその危険性に言及をしているところだけどその原因と言うのは地山をその状態で使用する切土と人工的をもって盛る盛り土とは安全性のアングルから見ると一線を画すからと言える。地山はのっけから土粒子同士は結合をよくして粘着力もあり更に密度も大きい。よって切土の斜面は盛り土の斜面よりマニュアルでは急こう配に設定されている。逆に盛り土は元々は地盤をほぐす状態で運搬されて更に盛ってもその状態では結合は弱く更に密度もまだ小さい。よって転圧と言うワークをしなければならない。よって緩い斜面の設定となっている。更に盛り土の危険は地山と接合するときのその処理にある。盛り土と地山のその土質は言うなれば本質的をもって異なるから馴染みにくい状態となる。現代のその処理方法は接合部へ言うなれば「段差を設ける!?」ベンチカットと言うような工法をされて接合部の滑りを防止するような処理をされている。そうやって馴染ませるのだ。昔はそのような処理をやっていたかどうか不明で山岳部に見られる段々畑は表面はいろいろな美観を表するけど崩壊の話は殆ど聞かないから恐らくもっと高度な処理をやっていた可能性を見受ける。段々畑は日本とフィリピンでは殆ど同一の造りをされている。もしかすると昔は同一文明だった可能性を見受ける。そのような話は後で言及することとする。