土木災害探偵。

拙著の紹介と土木をテーマとするブログです。天災人災マッドフラッドそして政災。事実を保証するものではなくエンタメ路線とかも入っています。

そろそろか高度成長時代のつけで擁壁及び構造物は崩壊する!?

前は2000年問題とかであらゆるコンピューターはダウンするようなことを心配されていたけど事なきを済んだ。問題はそれ以上の脅威を待ち受けているのは先般と言うか愛知県常滑市をもって擁壁は崩壊して下の放置家は土砂で部分崩壊する騒ぎとなったところだ。その前兆と言うか擁壁の隙間より砂は噴き出してその後地主はその模様をすぐに市役所へ報告するも市は放置していたと言う。それでだ。ネットの反応だと地主は悪い!?と言うのを多くした。さあどうだろうか。と言うのは擁壁を恐らく建設したのは市と言えて地主とか分譲者ではない。言うなれば土地に関すると複雑な責任分配様相を呈する。どのような意味か。家などはその所有者の資本をもって建築もしくは分譲されたかをもって所有者の責任となる。けれども造成地は擁壁となると恐らくは市の建設をもってその場所だけ市の責任もあり擁壁の後ろ部分は責任境界は頗る曖昧となる。擁壁には裏込材と言うものを見受けてその場所はどこまで地主の用地に及んでいるかの責任となる。地主のその資本でやるかどうかの前に役所は見て見ぬふりをしたのは責任問題と言える。擁壁のその構造を知っているのは役所で60年も経過して老朽化しているのも知っているものと言える。市を管理するのは役所でありそれを放置したのは役所の責任と言える。それをもってこれから恐らくこのようなことはあっちこっちで生じる可能性を見受ける。擁壁の場合は裏込材の砂は地下水のその噴出によって一緒に噴出して擁壁の裏の部分に空洞を生じてその部分に土砂はもたれ掛り崩壊させたか若しくは地下水はその部分をもって溜まって地盤を強化させている砂部分を外に放出させて軟弱化させてしまったと言える。水抜き穴を設ければ防げたかも知れない。擁壁の崩壊そして道路の陥没はこれからあっちこっちで見れる可能性を見受ける。恐らくメンテナンスは殆どやってなく一度に建設されたものは一度に崩壊する可能性を見受けるのだ。擁壁に関して言うなら古い擁壁をもって隙間より砂は噴出していたらもうその擁壁の裏は空洞となっているか軟弱地盤となっているものと見ていい。やっぱりと言うか市へ報告するものと思う。言ってしまうならその所有場所如何に関わらず言うなれば市の管理責任だろう。以上。